丸重製紙企業組合

和紙について

世界が評価した美濃和紙の技術

 1300年というはるかな時を超えて、人々の手によって受け継がれてきた美濃和紙は、薄くても強靭でしかもしなやか。光をやわらかく通すきめの細かさは、他に類を見ない美しさを持っています。日本が世界に誇る唯一無二の品質、それを支えてきた人々の叡智、そして美濃の豊かな自然と歴史が総合的に評価され、美濃和紙の中でも最高峰の「本美濃紙(ほんみのし)」の「和紙:日本の手漉和紙技術」は、石州半紙(島根県浜田市)、細川紙(埼玉県小川町・東秩父村)と共に2014年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
 丸重製紙企業組合では、そんな世界が評価した美濃和紙の技術を受け継ぎ、機械抄き美濃和紙メーカーとして美濃和紙文化の発展に貢献して参ります。

1300年以上続く 伝統工芸 MINOWASHI

  1. 1.原料

    木材パルプを中心に、麻パルプ、竹パルプなどのパルプ類。そして、楮、雁皮、三椏、サラゴ(フィリピン雁皮)などの靭皮繊維。その他、麻(原麻)やレーヨン、カーボンなど、天然原料から化学原料に至るまで、様々な原料に対応しております。

  2. 2.煮熟

    楮、雁皮、三椏、サラゴ(フィリピン雁皮)などの靭皮繊維や麻(原麻)などは、はじめに角釜で煮熟します。こうする事で繊維を結束させているリグニンなどを除去します。さらに、煮熟した後は一晩水につけたまま洗浄します(晒し)。

  3. 3.叩解

    パルプ類はパルパーやビーター(ホーレンダービーター・ホランダービーター)で、靭皮繊維類はなぎなたビーターで、それぞれ叩解(こうかい)していきます。叩解とは、原料を叩いてフィブリル化(繊維の中の微細繊維を毛羽立たせる事)させながら、解きほぐしていく工程をいいます。

  4. 4.除塵

    叩解した後の原料は、調節箱(たね箱)からリフラーを通って、フラットスクリーンに流し込まれ除塵されます。このフラットスクリーンの底には細かいスリット(切れ目)が入っており、その隙間を水と原料が通過し、ゴミや原料の塊などはスクリーンの上に残ります。

  5. 5.抄紙!?

    フラットスクリーンで除塵された後の原料は、抄紙機に流し込まれ紙として抄き上げられます。抄紙機は2号抄紙機と3号抄紙機の2台があり、それぞれ紙の抄き方が異なります。紙として抄き上げられた原料は、毛布に転写され圧搾や脱水をされながらドライヤー(乾燥機)まで運ばれます。

  6. 6.乾燥

    毛布によって運ばれた紙は、ドライヤー(ヤンキードライヤー)に張り付けられます。湿っている紙は、ドライヤーに張り付いている間に乾燥され、最後はロール状に巻き取られて完成します。

  7. 7.巻取

    叩解した後の原料は、調節箱(たね箱)からリフラーを通って、フラットスクリーンに流し込まれ除塵されます。このフラットスクリーンの底には細かいスリット(切れ目)が入っており、その隙間を水と原料が通過し、ゴミや原料の塊などはスクリーンの上に残ります。

  8. 8.断裁!?

    平判にされた紙は、断裁機にかけられ正確な製品寸法に断裁されます。洋紙にくらべ和紙は柔らかく扱いが難しいため、断裁作業もより慎重に行われます。最後は包装や梱包されお客様の元に出荷されていきます。

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