丸重製紙企業組合

SDGsの取組みについて

私たち丸重製紙企業組合は
SDGsに対する取り組みを行っております。

SDGsとは?

SDGsとは、
持続可能な開発目標
(Sustainable Development Goals)の略称で
読み方は「エスディージーズ」が一般的。
2015年9月の国連サミットで採択されました。
国連加盟193か国が2030年までに達成するために
掲げた17の目標と169のターゲットから構成されております。

なお、SDGsロゴなどは、国際連合広報センターのHP「SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン」より
ダウンロードしてご利用いただけるようになっております。

世界を変えるためのSDGs17の目標

私たち丸重製紙企業組合は、
SDGs(持続可能な開発目標)の目標達成に向けて次の項目を中心に取り組みを実践。

SDGs「11.住み続けられるまちづくりを」を中心目標に掲げ、
「美濃と和紙を元氣にする」という経営使命を
「美濃を持続可能なまちにする」「和紙を持続可能な産業にする」に置き換えて、
地方創生SDGsとしての地域循環共生圏を構築するための事業をおこなって参ります。

項目図

①働き方改革

「残業ゼロ・年間休日120日以上」

丸重製紙企業組合の創業者である辻重一は、高度経済成長期においても「人間らしい働き方を守る!」との想いで、効率重視の24時間操業の規模拡大への道を選ばず、小ロット多品種製造が可能な操業体制を守りました。そのおかげもあって、現在では8時~17時までの「残業ゼロ」操業が可能となっております。また、年間休日も120日以上、有給休暇取得率も高くなっておりワークライフバランスを考えた働き方を推奨しております。

「働き方改革」が叫ばれる昨今ですが、今後も「人間らしい働き方」を守りながら産業としても発展していけるよう社員と共に力を合わせて技術革新に努めて参ります。(SDGs目標「8.働きがいも経済成長も」)

「カンガルー出勤(子連れ出勤)」

丸重製紙企業組合の小売り&卸事業の拠点である和紙専門店Washi-naryでは、カンガルー出勤(子連れ出勤)の取組みを行っております。トイレにもおむつ交換台を設置し、子育て世代の女性が働きやすい環境作りとワークライフバランスの考えた働き方を追求しております。(SDGs目標「8.働きがいも経済成長も」)

②小売り&卸事業

和紙専門店Washi-nary

丸重製紙企業組合では、2019年7月に和紙専門店Washi-naryをオープン。世界へ向けて和紙を発信する事、メーカーや職人と消費者を最短距離でつなぐ事、委託販売ではなくロット買取制度、新たな客層にアプローチする事、卸業も兼ねる事、などにより、和紙産業を持続可能にするための新たな産業構造と情報発信の場とする。 美濃を“和紙の産地”から“和紙の集積地”へ。和紙の販売(通販サイトあり)を通じて持続可能な伝統産業の在り方を考えます。

【和紙専門店Washi-nary】
https://washinary.jp/

【和紙専門店Washi-naryオンラインショップ通販サイト】
https://washinary.jp/online-shop/

③観光事業

工場見学

丸重製紙企業組合では、定期的に自社工場の工場見学を実施したり、積極的に工場見学の受け入れをおこなっている。機械抄き和紙のできる工程を見学してもらう事で、和紙やものづくりに興味を持っていただくよう努めている。これからの製造業は、工場見学などの体験価値の提供が持続可能な産業へ向けて重要であると考えている。

「美濃和紙ツアー」

旅行会社との共同企画による美濃和紙ツアーを実施。自社工場の見学だけでなく、手すき和紙職人の工房や原料畑なども見学。ワインでいう「ワイナリーツアー」があるように、通称「ワシナリーツアー」という概念で実施。

④原料事業

「FSC®CoC認証」
(ライセンスコード「FSC®C145147」)

丸重製紙企業組合では、持続的な森林環境の整備に貢献するため、2018年にFSC/CoC認証を取得。使う原料から、森の豊かさを守る取り組みを推奨します。SDGs目標「15.陸の豊かさも守ろう」。

「原料栽培・開発・研究」

丸重製紙企業組合では、持続的な和紙原料(楮)生産を目指し、代表の辻晃一が美濃市内の楮生産者組合に加盟。同時に、自社においても持続可能な原料栽培事業の取り組みを計画中。

⑤リサイクル事業
 「リバースペーパープロジェクト」

 丸重製紙企業組合の工場内で出る和紙の端材100%で製造したリサイクル和紙や、他社様から出る有機物の残渣物などを抄き込んだリサイクル和紙など、本来廃棄される素材を“再び生まれ変わる(Rebirth)”という意味の「リバースペーパープロジェクト」を展開。

 【リバースペーパー】

リバースペーパー

⑥クリーンエネルギー
 「再生可能エネルギー100%(J-クレジット制度)」

 丸重製紙企業組合では、使用する電力の全量を実質的に再生可能エネルギー電力にしました。具体的には、再生可能エネルギー発電由来のJ-クレジット制度(※)を活用し、2020年4月以降の当社の使用電力をCO2フリーにすることにより、実質100%の再エネ化を実現し、低炭素社会への移行に貢献していきます。           
(※J-クレジット:再生可能エネルギーの活用などの取り組みによる、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です)

J-クレジット

 

⑦まちづくり会社
「みのまちや株式会社」

2018年4月に、丸重製紙企業組合と株式会社NOTEとの共同出資により、まちづくり会社「みのまちや株式会社」を設立。

美濃市に寄贈された、かつて和紙の原料問屋を営んでいた旧松久才治郎邸をリノベーションし、2019年7月5日に古民家ホテル「NIPPONIA美濃商家町」としてオープン。施設内に丸重製紙企業組合直営の和紙専門店Washi-naryを併設。

⑧教育事業「講演・研修」

丸重製紙企業組合の代表:辻晃一が2018年11月には、SDGsカードゲーム「2030SDGs」の公認ファシリテーターの資格を取得(岐阜県初)。企業・各種団体(商工会議所、青年会議所など)・中学校・高校などでSDGsの研修・講演・セミナーを実施する事で、自社での企業としてのSDGs取り組み事例を交えてSDGsの普及に努めている。

SDGs目標「4.質の高い教育をみんなに」!

 【講演家 辻晃一(地方創生SDGs)】
 FBページ:https://www.facebook.com/koichi.tsuji.sdgs

講演家 辻晃一

ページ先頭へ

工場見学のお申込み